こんにちは!ヤドカニです
うちの猫がよく甘噛みしてくるんだけど、時々噛む力が強くて痛いのよね・・・甘噛みする理由や強く噛んでくる理由・対策方法を知りたいわ
お家の猫ちゃんが突然甘噛みしてきた
そんな経験ありませんか?
「もしかして怒らせた?」と不安になったり
「なんだか甘えられているようで嬉しい!」
なんて飼い主さんもいるかもですが
猫ちゃんによっては結構強く甘噛みする子もいて困っている方も多いでしょう
この記事で猫が甘噛みする理由と対策について解説していきます!
- 猫が甘噛みする理由
- 猫が強く甘噛みする原因と対策法
猫が甘噛みする理由
猫が甘噛みするのには色々な理由があります
ここで主な甘噛み理由は以下の5パターン
- 甘えている
- 構ってほしいor構うのをやめてほしい
- 遊んでいるうちに興奮してきた
- 歯がかゆい
- 発情期
猫ちゃんに噛まれたとしても「噛んだ=怒っている!」というわけじゃないんだ。その理由を簡単にしょうかいするね
①甘えている
猫がゴロゴロ喉を鳴らしながら甘噛みをしてきたら甘えたいサイン
なんで甘えるときに噛んでくるの?
と疑問に思う方もいるでしょうが、
猫の場合、この「噛む」という行為自体が
相手への愛情表現の場合があるのです。
甘噛みは飼い主さんを親のように慕って甘えている証拠ですね。
また、
猫を撫でているときに気持ちよさそうに甘噛みしてきたら、
「もっと撫でて!」という意志表示です。
猫が満足するまで撫でてあげましょう。
②構ってほしいor構うのをやめてほしい
飼い主さんがなにか別のことをしているときに
猫が甘噛みをしてきたら「構ってほしいサイン」の場合があります。
(人の)子どもも構ってほしい時はちょっかい出してくるよね。それと同じ感じ
「しばらく猫と遊んでなかったな」という飼い主さんは、
時間があるときに猫ちゃんとゆっくり向き合ってみてください。
また、
逆に構うのをやめてほしいときも
猫は甘噛みをすることがあります。
猫と遊んだり撫でたりするとき、
かわいくてついつい長く構い過ぎていませんか?
猫は気まぐれ屋さん。
機嫌を悪くして「やめてよ!」と噛みついたり、
「あまりしつこくしないで!」というけん制の意味で
噛んで来ることもあります。
耳が横に倒れていたり、
結構強めの甘噛みをしてきたりしたら、
「そろそろやめてほしい」というサインなので注意
もし猫が不機嫌そうな様子になったら早めに切り上げてくださいね。
③遊んでいるうちに興奮してきた
一緒に遊んだり、撫でたりしていたら
興奮気味に甘噛みしてきたというパターンもあります。
これはあるあるだね。私も猫と遊んでる途中でパクッとかじられたことあるよ
これは猫が興奮して
「我を忘れて噛んでしまった」という可能性が高いでしょう。
この時、甘噛みの場合も多いですが、
猫によってはかなり強く噛むこともあるので要注意です。
猫は肉食動物。狩猟本能があるので、
獲物を捕らえるのと似た遊びや動きだと
興奮して強く噛み過ぎてしまう場合もあるのです。
ケガを防ぐため、
日頃から手ではなくおもちゃを使って遊ばせるようにしましょう。
④歯がかゆい
甘噛みをしてくるのが子猫の場合、
歯がむずがゆいのが原因である可能性もあります。
生後3~6ヶ月ごろに猫の乳歯が永久歯に生え変わりますが、
この時、歯茎がかゆくなって色々なものを噛むパターン
もし子猫がやたらと甘噛みしてきたり、
他のものを噛んだりしているのは順調に成長している証です。
できるだけ怒らず見守ってあげてくださいね。
もし子猫の甘噛みに困ってるなら「噛むおもちゃ」をあげましょう
⑤発情期
オス猫は生後9か月~1年あたりから発情期が始まり
発情期にやたらと甘えるようになって甘噛みをすることがあります。
これはメス猫の首にオス猫が噛みついて
動きを留めようとする「ネックグリップ」と呼ばれる行動。
ネックグリップによる甘噛みは本能からくる行動のため、
しつけなどでやめさせるのは難しいでしょう。
基本的には去勢手術をするとおさまりますので、
困っている場合は動物病院で相談することをおすすめします。
猫が強めに噛の原んでくる原因と対処方法
「家の猫は甘噛みが強くて痛いんです・・」
「なにもしてないのに突然噛んできて困っている」
なんて飼い主さんもおられるでしょう。
ケガをするほど強く噛まれたらいやだよね・・・。
ここからは猫ちゃんが強く噛む原因とその対策についてご紹介します。
力加減を学ぶ機会がなかった
猫ちゃんによっては
遊んでいるうちに噛む力が強くなったり、
そもそも加減が分からず強く噛んでしまうこともあります。
これはその猫ちゃんの生い立ちが関係している可能性が高いです
普通なら甘噛みの加減は
小さい頃に親や兄弟猫と接するうちに身につくもの。
しかし、小さいころに親兄弟と別れ
他の猫と接する機会がなかった猫は、
そもそも甘噛みのやり方や加減が分からないということもあります。
甘噛みの強さを学ぶには
別の猫と交流させるのが一番手っ取り早いのですが、
もろもろの事情で難しいとは思います。
そのような場合は以下の方法をお試し下さい。
猫は大きな声や動きが苦手です。
繰り返せば音を嫌がって噛みつくのをやめる可能性があります。
猫は基本的に言葉を理解できません。
飼い主さんが「痛い!」「やめて!」と叫んでも効果は薄く、
しつけと言って手を出したり霧吹きを使うと
「飼い主が嫌なことをしてくるから噛む」という悪循環にもなりかねません。
一歩間違えると「しつけ⇒虐待」になってしまうかもだから注意してね
併せて「しつけと虐待の境界線」について知っておくといいでしょう。
もし上記の「大きな音を出す」でも効果がないのでしたら
「猫をおいて別の部屋に行く」という方法もあります。
- 遊びに夢中になって強く噛む
- 飼い主がいなくなる
- 楽しいこと(遊び)がなくなる
- 強く噛むから飼い主がいなくなる
と学ばせることができれば強く噛むことがなくなります
時間はかかりますが根気よく続けていきましょう
人の体を使って遊ばせるのが習慣になっている
「猫を怒らせてないのに突然噛みついてくる」ということはありませんか?
猫が噛みついてくるのが癖になっている場合
「手や足を使って遊ばせている」ことが原因の可能性があります。
人間の体で遊ばせるのを癖にしてしまうと
猫は飼い主の手や足を見て「おもちゃだ!」と思うようになり
猫と遊んでいないときでも人の動きに反応して飛び掛かってくるようになるのです。
また、
猫は肉食動物としての狩猟本能を持っているため
獲物を捕らえる感覚で足や手に噛みついてくることもあります
特に子猫の頃から体にじゃれつかせていると、なかなか癖は治らないから注意してね
猫が甘えてきたときに
時々甘噛みさせるのは問題ありませんが、習慣にならないようにしましょう。
猫の甘噛みの理由と対処法まとめ
猫ちゃんの甘噛みには色々な理由があります。
- 【猫ちゃんからの意思表示】
甘えたい、構ってほしい、またはやめてほしい - 【猫ちゃんの成長や本能】
歯の生え変わり時期で歯茎がかゆい、発情期のネックグリップ、狩猟本能で興奮して噛みついている - 【猫ちゃんの性質や習慣】
甘噛みがうまくできない、加減が分からない、人間の体の一部で遊ばせるのが習慣になっている
猫ちゃんが強く噛むのが癖になって困っているなら原因がなにかよく見直してみましょう!
猫ちゃん自身は「噛む」という行動が悪いことだとは思っていません。
噛むことを叱ってしまうと、
猫ちゃんは理由が分からずストレスの原因にもなることもあります。
ケガには気をつけて辛抱強く猫ちゃんと向き合ってみてくださいね。